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◆絵図を描いて解く「算数文章題」

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横に並んだ三色(ピンク色、黄色、青色)の紫陽花のイラスト◆絵図を描いて解く「算数文章題」

 

例題 : 

マッキーとラッキーは おちばひろいを しています。

マッキーは3ぽ あるくたびに 2まい、ラッキーは2ほ あるくたびに

1まいの おちばを ひろうことができます。では、2人あわせて 

ちょうど14まいの おちばを ひろうには なんぷん かかるでしょう。

2人とも あるく はやさは 1ぽで 1ぷん かかります。2人は 

いっしょにスタートします。

 

お子さんは、まず、文章題を読み、文の内容を自分なりに絵にしていきます。

内容を整理し、具体的に「目で考える」ことの練習です。

4年生以降では、計算がある場合、必ず式と筆算を書かせます。

ノートは、あくまでも視覚化のツールとして使用しますので、見た目の美し

さにはこだわりません。また、考えの道筋を残すため、消しゴムは使用しな

いようにします。やり終えたら、丸付けをして、正解不正解に限らず、考え

の道筋を一緒に再確認します。

場合によっては、間違いの原因を指摘し、解き方のアドバイスや別の解き方

の紹介もします。

 

ここで重要なのは<答えが出たか出ないか>や<正解か不正解か>ではあ

りません。本人が、自分の力で絵を描き、ていねいに、具体的に目で考え、

悩み工夫する、この過程そのものが重要です。この過程を体験することで、

応用がきくオリジナルの思考過程が作られます。考え方や式をこちらから

教えることやヒントを出し過ぎることなどは、全て試行錯誤の機会を奪う

ことになりかねませんので、極力控えるように心がけています。

    

解けなかった問題は子どもにとってのお宝です。ストックしておいて、

時機を見て再度チャレンジしてもらいます。

 

教材は「どんぐり倶楽部」の「良質の算数文章題」です。単なる複雑な文

章問題ではありません。全教科の土台となる力を養成できる素晴らしい教

材ですこの教材の素晴らしさは、実際に使用された方々のブログやHPを

ご覧になっていただいた方が、私のつたない文章より参考になるかと思い

ます。

 

◆なぜ先取りをしないのか。

 

ほとんどの進学塾や学習教室では、1・2年先の内容を学習する、いわゆる

“先取り学習”が一般的ですが、青葉塾では先取り学習をしません。

先取り学習の最大の問題点は“学校での学習の意味が失われてしまう”点です。

学校の授業が、わかりきった(と本人が勘違いしている)ことの退屈な繰り返

しとなり、宿題は“すでに出来ることを何度もやらされる面白みのない作業”と

なってしまうからです。

子どもが勉強嫌いになり、小学校の先生が塾を目の敵にするのも無理はありま

せん。しかし、「算数文章題」を通して学ぶイメージ思考は、小学校の授業

の意味を奪わず、それどころか更に有意義なものにしてくれる内容になって

います。もう1つ、例題をご覧下さい。

 

例題 : 

おほしさま1こと えんぴつ3ぼんを こうかんしてくれるおみせがあります。

えんぴつを 15ほん もっていくと おほしさまは なんこもらえますか。

 

これは年長~小2くらいのお子さんが解く問題で、わり算の要素が含まれます。

計算ができても、意味が体験的に理解できていないため、わり算を使いこなせ

ない子どもは山ほどいます。(例えば10÷0.5の意味。) この問題を解く際に、

÷という記号や意味は教えません。絵に描くことさえできれば、式など使わずに

解くことが十分可能です。わり算を習う前に、わり算の考え方を、体験的に十分

しみこませることができるのです。

 

具体的作業が基本ですから、数字が大きい問題では少々大変な思いをしますが、

それでいいのです。こういった準備をしておくと、小学校で15÷3という式を習

った時に、「あっ、これを使えば、あの難しかった問題も簡単に解けるんだ!」

と、抽象化することの便利さに感動を覚えることすら可能です。

わり算の意味や使い方の説明も、興味深く聞けるでしょう。

無味乾燥な計算問題をやらされてきた子が、計算手法にだけ目を向けて

「もう知っている・・」と、考えるチャンスを逃してしまうのとは対照的です。

これを「準備学習と呼びます。

先取り学習と一見似ているようでも、全く効果が異なります。小学校の授業時

間の長さと宿題量を考えた場合、この差の積み重ねは、後々取り返せないくら

いの大きなものとなります。

 

「イメージ思考問題」で行う“準備学習”であれば、学校の授業を、最大限に

有意義なものにできるので、“週1・2題程度の文章題と少量の宿題”で、十

分な学習効果をあげることが可能です。

ご注意

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